医師も患者もステロイドに頼らざるを得ない事情!?
患者さんの多くは、
ステロイド薬を塗り続けていれば、いつかアトピーが治ると期待しています。
患者さんの考える治療のゴールとは、
「かゆみも湿疹もないキレイな肌になること、
そして、将来にわたって再発させないこと」でしょう。
しかし、
現在の標準治療は、
患者さんの主症状を取り急ぎ緩和させることに主眼を置いた「対症療法」です。
医師は、「いま現れている症状の緩和に限られた対症療法」を念頭に置いているので、アトピー治療の目的も次のようになります。
「症状がない。もしくは、軽微ないし軽度の炎症はあるが、
急性に悪化することはまれで、悪化しても持続しない状態」
このように、
アトピー治療に対するゴールは、
患者さんと医師の間に大きな考え方の違いがあるのです。
標準治療で使われる第一選択薬は、
塗布することで皮膚の炎症を抑えるステロイド薬です。
強さによって五つのランクがあるほか、軟膏、クリーム、ローション、ゲル、テープ、スプレーなどのタイプに分かれ、重症度や症状の現れている部位に応じて、強さとタイプを組み合わせながら処方されます。
ステロイド薬は、皮膚科などでは50年以上も前から治療薬として使われていました。以前は、長期使用による副作用(骨粗鬆症・糖尿病・高血圧・白内障・緑内障を併発しやすくなる)が問題になったこともありますが、それは注射や飲み薬のように全身にいきわたる場合で、皮膚からの吸収のレベルではほとんど心配ないと考えられています。
そこで、重症の場合は、強力なステロイド薬で炎症を抑えこみ、鎮静化してきたら作用の穏やかなタイプにしたり、塗る量を減らしたりと、医師の管理のもとに段階的に減薬していくという方法が一般的です。
ステロイド薬については、1章でくわしく説明しますが、
強力な塗り薬の場合は、皮膚からの吸収でも飲み薬に匹敵する副作用のリスクがあるともいわれています。しかし、現実には、処方される薬の強さも量も医師の裁量しだい。
私の治療センターでもアトピー患者さんの多くが、「ステロイド薬をつける量も、やめどきも、医師によって全く違うので、どれが正しいのかわからない」という不安をもらします。
一方、医師の立場からすれば、強烈なかゆみをどうにかしてほしいと懇願する患者さんに対しては、すぐにでも症状を抑えてらくにしてあげたいと思うでしょう。そこで、まずステロイド薬を処方して、患者さんにかゆみや湿疹をしのいでもらう対症療法をくり返すことになるのです。
さらに、いつも大混雑の皮膚科の待ち時間を考えたら、時間に追われる患者さんほど時間短縮のために薬だけを求めにきますし、医師も「前回と同じ薬」を処方すれば、とりあえずは患者さんのつらい症状を鎮めることができます。
患者さんと医師が最優先するのは、
現在のつらい症状を一時的にでも緩和させること。
それにはステロイド薬が即効性を発揮するため、
患部に塗る→症状が落ち着く→ぶり返す→薬で押さえる、
といったモグラたたきをくり返し、
いつのまにか医師も患者さんもステロイド頼みになっている現実
があることは否定できないでしょう。
以上 書籍【薬に頼らずアトピーがよくなる7つのカギ】より
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【薬に頼らずアトピーがよくなる7つのカギ】
(目 次)
はじめに
◆序章 アトピーは治らない病気ではない
悪戦苦闘して行き場を失っているアトピー難民
約30年で倍増したアトピーの患者数は45万人以上
そもそもアトピー性皮膚炎ってどんな病気?
病院で行われている「標準治療」とは
医師も患者のステロイドに頼らざるをえない事情
患者さんの約20%は非アレルギー体質
子供のアトピーはお母さんにとってもツライ
職場も苦労が絶えない大人アトピー
症状と身体的特徴に関連性があった
治療経験から導き出した『7つのカギ』
◆第1のカギ 自然治癒力のしくみ
皮膚の構造を知ることが基本
皮膚は3つの層が重なり合っている
細胞の新陳代謝が健康で丈夫な肌を作る
「かゆみ」には2つのタイプがある
新陳代謝は空気に触れてこそ活発になる
かゆみを我慢できなときに必要量だけ使う
免疫力をつける段階でステロイドを使うリスク
◆第2のカギ 薬の使い方
薬の実態は化学合成物
ステロイド薬は5つのランクに分類される
万能のステロイド薬は副作用もともなう両刃の剣
薬は塗る場所によって吸収率が違う
どのタイプの塗り薬も過剰な使用は皮膚を弱める
薬剤の中止や減量によって起こるリバウンド現象
リバウンドの経験パターン
薬の使い方を見直してアトピーが改善した例
薬との距離感を見直してみよう
その薬の使い方は自然治癒力を弱めていないか?
◆第3のカギ 真のスキンケア
スキンケアの目的とは?
保湿薬の過剰な使用に注意
《スキンケアの基本①》脂まみれの汚れはお風呂でしっかり落とす
《スキンケアの基本②》肌のカサつきや乾燥をやわらげる石けん2度洗い
《スキンケアの基本③》皮膚を傷つけない「かゆみ」の対処法
《スキンケアの基本④》かゆみをやわらげる手足マッサージ
◆第4のカギ 体のゆがみの調整
体のゆがみがアトピー体質の要因になっている
体のゆがみは全身に影響する
体がゆがむと自律神経や血液循環も悪化
ゆがみのタイプと病気には相関関係があった
姿勢や動作に無関心でいるとゆがみは悪化
体のゆがみを自分でチェック
体のゆがみを招きやすい姿勢や動作
アトピー体質を改善する『ゆがみ改善エクササイズ』
◆第5のカギ バランスのいい食事
人の体は食べた物からできている
5大栄養素をバランスよくとることが最も大切
日本人はミネラルの摂取量が不足している
アトピーの人の食生活にみられる問題点
糖質や資質の取りすぎは炎症を悪化させる
自分に不足している食品を要チェック
消化がよく、デトックスしやすい和食がおすすめ
◆第6のカギ 睡眠の質の向上
就職後にアトピーが再発した女性の問題点
睡眠時に最大の自然治癒力が発揮される
睡眠には「浅い眠り」と「深い眠り」の2種類がある
最低でも6時間、できれば7時間半が理想
ぐっすり眠るための睡眠環境と就寝前の準備
◆第7のカギ ストレスの軽減
心の状態が身体機能に影響する
ストレスは炎症やかゆみを増幅させる
気持ちの切り替えが早い人は治りも早い
あなたのポジティブスイッチをONにする
気持ちを整理するアトピー日記
視線を少しずらせば明るい未来が見えてくる
7つのカギで扉を開けて本来の肌へ
◆終章 すべての扉を開けた人たちの体験談
アトピー完治の光が見えてきました(10歳 小学生女子の母親)
かゆみが治まって無事志望校に合格しました (14歳 男性中学生)
かゆみから解放されて涙が出るほどうれしかった(27歳 男性会社員)
薬を使わずにふつうの生活ができています(33歳 女性会社員)
海水浴をしても皮膚がしみないことに感激した(18歳 男性高校生)
生活指導のおかげで薬を使わずに湿疹が治まってきた(49歳 女性会社員)
全身に広がったアトピーが2年で目立たなくなった(37歳 男性会社員)
おわりに
・お子さんを薬剤漬けにしたくない親御さん
・病院でステロイド剤を勧められた方
・ステロイド剤を使用してもよくならない方
・ステロイド剤をはじめ薬剤を止めてもよくならない方など、
健康で丈夫な身体になるように、一緒にがんばりましょう!!
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