リチャード病による腰痛と足の痺れ
皆さん、「リチャード病」って知ってますか？
「リチャード病」とは
引用
リチャード病
かな: リチャードビョウ
【英】: Richard disease
同義語: 腰仙部痛lumbosacralgia,仙腸関節性腰痛症low back pain caused sacro-iliac joint instability
本文: 1919年アメリカのRichardは第5腰椎の横突起が正常より大きいものでは,横突起が腸骨または仙骨との間の軟部組織(神経も含む)を圧迫して,疼痛が発生すると考えた.X線像上,大きな横突起は,いろいろ複雑な形態をとったり,中には腸骨,仙骨間に関節様の形態を示すものもある.しかしながらこの横突起のみで腰痛が起こると考える人は少なく,現在ではこの病名はほとんど使われなくなった. SEADICT.COM より 参照、引用
(写真はイメージです)
赤く囲んだ部分の横突起がさらに肥大して
腸骨や仙骨を圧迫して影響している様です。
正常な状態ならば、
反対側のように腸骨との間に隙間があります。
今回は、
中学二年で初めて病院で「リチャード病」と診断され、
その後、たびたび腰痛と足の痺れに悩まされて、
知人の紹介で来院した３９歳の男性の症例です。
<主訴>
腰の右側から臀部の後ろ側にかけて強い痛み
右大腿(太もも)外側に強いシビレがありました。
川井筋系帯療法治療センターでは、
患者さん一人ひとりに痛みに関する事はもちろん
職業や日常生活の状況を聞き、
どういう姿勢で何をして、どこに痛みが起こったかを伺い、
原因を見極めてから施術内容を決めています。
さらに、体の状況をくわしく診るために
「体のゆがみ」がよくわかるモアレ写真で分析します。
モアレ写真で「体のゆがみ」を確認すると
骨盤が右に押しあがり、
前にねじれた状態で歪んでいました。
骨盤が押しあがったりねじれたりすると
当然骨盤の上の腰椎にも影響が出ます。
そのために足腰に痛みやシビレが出ています。
そこで
体の土台である骨盤を中心に
ゆらゆらと全身的に揺らしながら
股関節や腰や背中の深い筋肉（インナーマッスル）
の緊張からゆるめて全身的に整えていきました。
単なる表面的なマッサージと違って
短時間で高い効果が得られるのです。
（骨盤や股関節を中心とした全身施術イメージ）
１回目の施術で少し楽になり、
２回目で足のシビレがなくなりました。
その後も段々と良くなって
普通の生活が送れるようになりました。
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（本人の感想）
昔から時々、腰痛があったのですが、
ある時、
痛みがおさまることなく
日常生活に影響が出始めました。
病院へ行くも、シップとコルセット。
痛みに耐えられなくなったら、注射をうつとのこと。
あまりに改善にむかう見込みがないので
こちらの整体に。
施術は何も痛みがない上に、
いつの間にか眠ってしまう様なもの。
なのに、
あんなにどうにもならなかった痛みが、
劇的に無くなりました。楽になりました。
体の歪みを直すということの大事さを思い知ります。
４０年かけてゆがんだ体ですから、すぐには直りませんが
確実に改善されていくのを実感する日々です。
日常生活でも普段の姿勢を意識するようになりました。
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