スマホ腱鞘炎
スマホの過度な使用による
スマホ腱鞘炎が増えています！
指や手首に痛みが走る腱鞘炎は、
家事をやる主婦の方や文字を書いたり
ひたすら同じ手作業をすることが多い事務仕事、
長時間マウスやキーボードを使用したパソコンの入力作業など
指や手腕を酷使される人に多く見られますが、
によって起こる腱鞘炎いわゆるスマホ腱鞘炎というものが
増えてきているのです。
そして今、ツイッターでも
スマホ腱鞘炎（ドゥケルバン腱鞘炎）かどうか判定出来る画像が
話題となっています。
図のように四指で親指を握り、手首を小指側に曲げて（尺屈）
手首に痛みが現れるようでしたらスマホ腱鞘炎である
ということなのです。（※実際スマホによる腱鞘炎が全て
ドゥケルバン腱鞘炎になる訳ではありません。）
このような画像が話題になるぐらい、
スマートフォンが普及していることがうかがえますが、
どのようにして起きるのでしょうか？
多くの人がスマートフォン使用時に取られている姿勢は
冒頭で挙げました家事仕事、事務作業やパソコン作業を
行う方の姿勢と共通しています。
・猫背になる。
・腕を前に上げて肩が前に向く。
・下を向くことで次第に首が前傾する。
・指先をよく使い つい力が入ってしまうクセがある。
・これら上記の姿勢を長時間取りつづけている。
そもそも腱鞘炎は指や関節の使い過ぎによって、
筋肉と骨を繋いでいる腱とその腱を包んでいる腱鞘に
炎症が起こる状態をいいます。
一般的に指、手首の腱鞘炎として上げれられるのは
・ドゥケルバン腱鞘炎
（上図のように 親指側の手首に炎症がおき親指を伸ばすと
痛みが走ります）
（手根管の中を通っている正中神経が圧迫を受け、
指先にしびれや痛みを感じます。）
・ばね指
（指の腱鞘に炎症が出来、腫れることで指の曲げ伸ばしが
スムーズに出来なくなり無理に伸ばそうとすると
バネのように強く弾かれ上手く曲げ伸ばしが出来なくなる。）
これらの症状に大きく分類されます。
そして腱鞘炎の方の特徴として
首から肩、腕にかけての筋肉の緊張、拘縮が強い方が大半を占めています。
そのため首肩腕の血流や神経の通りが悪くなり
細胞に必要な分の栄養や酸素が届かず、
同時に疲労物質などの老廃物は排出できずに溜まり
さらに硬くなった手腕を酷使する為、筋肉、腱、腱鞘の細胞が傷つき、
徐々に炎症が進み痛みが出るのです。
炎症の強い部位を湿布やアイシングしたり
手腕をテーピングで固定し動かさないようにしても
一時的には痛みが治まったりで楽になるかもしれませんが
身体の緊張が強く骨格・関節の配置が
悪いとまたすぐ痛めてしまったりと
繰り返してしまうことが腱鞘炎の方によく見られます。
また外科的な治療法として
ステロイド剤を使用した局部注射や
手術（腱鞘切開術）を行ったりしますが、
ステロイド剤の副作用もないとは言い切れませんし
出来れば手術せずに良くなるに越したことはない
と思います。
当治療センターの施術は骨盤を正しい位置へ整え
全身の筋肉の緊張を緩める事で
元々の健康状態であった身体へ戻していきます。
痛みの強い腱鞘炎であれば緊張・拘縮の強い首肩周り、
腕の筋肉も痛みのない施術で表層のみならず
深層筋まで緩めていくよう行いますので
多くの方が良くなっています！
長時間スマートフォンをお使いで
最近指や手首に痛み、違和感を
感じている方はスマホ腱鞘炎かも知れません。
スマホ腱鞘炎かな？と思ったら
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